
目黒区の総合庁舎はかつて千代田生命という生命保険会社の本社として建てられ、建築家村野藤吾の代表作の一つでオフィスビルの傑作として知られています。
茶人でもあった村野藤吾が千代田生命の社員の福利厚生施設として設けた茶室は、京都裏千家の茶室「又隠(ゆういん)」の写しだそうで、オフィスビルの中にいることを忘れてしまう景観です。
駒場公園も今と違い、かつては旧加賀藩主前田家の十六代当主である前田利為の邸宅がありました。
重要文化財に指定されている「旧前田家本邸」にある茶室では今日でもお茶会が開かれており、その際には前田家に縁のあるお茶道具が並び、当時の茶の湯文化を今に伝えているそうです。
またホテル雅叙園東京では、東京都の有形文化財に指定され「千と千尋の神隠し」湯屋のモデルの一つと言われている「百段階段」や茶室「柏寿庵」にて、イルミネーションを用いた幻想的な「和のあかり大茶会」など、誰もが楽しめる現代的な新しいお茶会が開催されています。