目黒区の総合庁舎はかつて千代田生命という生命保険会社の本社として建てられ、建築家村野藤吾の代表作の一つでオフィスビルの傑作として知られています。
茶人でもあった村野藤吾が千代田生命の社員の福利厚生施設として設けた茶室は、京都裏千家の茶室「又隠(ゆういん)」の写しだそうで、オフィスビルの中にいることを忘れてしまう景観です。
駒場公園も今と違い、かつては旧加賀藩主前田家の十六代当主である前田利為の邸宅がありました。
重要文化財に指定されている「旧前田家本邸」にある茶室では今日でもお茶会が開かれており、その際には前田家に縁のあるお茶道具が並び、当時の茶の湯文化を今に伝えているそうです。
またホテル雅叙園東京では、東京都の有形文化財に指定され「千と千尋の神隠し」湯屋のモデルの一つと言われている「百段階段」や茶室「柏寿庵」にて、イルミネーションを用いた幻想的な「和のあかり大茶会」など、誰もが楽しめる現代的な新しいお茶会が開催されています。
目黒区の茶の湯と、茶道具買取実績
目黒区柿の木坂で茶道具を買い取らせて頂いた際のお話です。
子供のマンションに引っ越してらっしゃった80代の女性からのご依頼でした。
表千家でらっしゃったご依頼主は茶道を続けることが難しくなられ手放すことを決意、他店との相見積もりのために出張査定にお伺い致しました。
80〜100点もの家元の花押がある逸品がずらりと並びましたが、そのなかに大変人気がある萩焼のお茶碗もありました。
人間国宝である十代三輪休雪の作品も含まれており、そちらには15万円の評価をさせて頂きました。
合計の買取金額は約120万円で、相見積もりでしたがわたしたちアート熊野堂にお譲り頂くことができました。
わたしたちアート熊野堂はお見積もりをさせて頂く際、ホームページで顔を出している、大切にお使いになられた茶道具の価値をきちんと判断できる人間がお伺い致します。
相見積もりでのご依頼でも結構です。目黒区で茶道具買取業者をお探しの際は、わたしたちにぜひお問い合わせ下さいませ。